財政再建 financial reconstruction 2004 10 8
10月7日の時事通信社のニュースには、このような記事がありました。
「米大統領は財政政策見直しを=有力大学院教授約150人が書簡」
この記事の内容によると、
7日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、アジア版)が報じたものとあり、
アメリカの有力大学院教授約150人が、ブッシュ大統領に書簡を送り、
その書簡の中で、減税政策の転換など、財政政策の見直しを呼び掛けたものです。
もし、アメリカが、こうした財政問題などを無視すれば、
「最終的に悲惨な結果」を招くとし、財政政策の見直しを強く訴えたものです。
Book 2003 7 28
「BANKRUPTCY 1995」
by Harry E. Figgie, Jr.
「1995年合衆国破産」
H・フィギー・Jr. 訳者 竹村健一 クレスト社
この本は、日本においては、平成5年4月10日に出版されました。
1995年に起るであろう、財政危機について、書かれた本です。
しかし、1995年の危機は回避されたので、本を書庫にしまい込みましたが、
イラク戦争後において、イラク駐留経費が、巨額になる見込みとなった現在、
また、この本の出番となりました。
もう、この本は、封印したかったのですが、また、必要となるでしょう。
本の端書きには、こうあります。
「アメリカにおいて、
『聖域』と化した福祉予算、
助成金のばらまき、
行政機構の肥大化によるコスト増加、
選挙での得票しか頭にない政治家。
これが、今のアメリカが抱える問題である。」